【※重要】

この記事を読まれる前にまず確認して頂きたいこととして、執筆しているのが2020年4月27日月曜日なので、この日以降の最新情報に関してはGoogleなどで個々で調べてください。

また感染者数や地域による対策も日々変化しているので、あくまでこの記事の内容は現在の状況であり、読まれるタイミングによっては全く異なる可能性があることもご了承ください。

 

今回の記事は、オーストラリアの留学やワーホリ、または仕事で渡航する予定がある方向けに、現地の情報をシェアさせて頂きます。

今年中に行く予定がある方や、オーストラリア留学(ワーホリ・就労)などに興味がある方に参考にして頂けたら嬉しいです。

 

オーストラリア国内の感染状況&渡航制限

 

2020年4月27日(月曜日)時点で発表されている、オーストラリア国内でのコロナウイルス感染者数の合計は6,713名で、死者数は83名。

シドニーのある「New South Wales」の感染者数が一番多く、その次に感染者数が多いのが第二の都市メルボルンがある「Victoria」です。

 

 

オーストラリア政府は、2020年3月20日(金)に海外からの渡航者の入国を禁止しました。その為、制限が解除されるまでは外国人の入国は認められていません。

オーストラリアに現在入国できるのは、以下に該当する人のみです。

  • オーストラリアの永住権を持っている人
  • オーストラリアの市民権を持っている人とその家族

 

つまり、オーストラリアにワーホリや留学で近い将来に渡航予定だった日本人は、基本的に入国することができません。

オーストラリアに入国するには、政府から「入国禁止」が解除されるのを待つしかないないと言うこと。

 

更に、外国人の入国を停止したことや、オーストラリア人の海外渡航を禁止したことから、オーストラリアの航空会社であるカンタス航空やジェットスターの国際線の運航スケジュール変更との発表もありました。

このことから、便数の減少や欠航便の増加、または価格の高騰等が考えられ、オーストラリアに渡航すこと自体困難な状況です。

 

こういった理由から今年中に渡航する予定があった方は、最低でも10月以降、もしくは来年の状況が落ち着いてからの渡航をオススメしています。

今後どのように新型コロナが終息するかが予測できないだけでなく、予定していた学校に急遽通えなくなったとか、仕事が見つからなくて生活ができない等、大変な状況になる事が予想されます。

 

なので日本国内を含めた世界中で感染者が激減し、世界でロックダウンが解除された段階で、渡航する予定を立てるようにしてください。

今後ビザの申請条件にも影響が出ると思うので、その辺も含めて最新の情報を収集する事を忘れずに。

 

オーストラリア国内で今起きてること

 

 

【4月26日更新】

クイーンズランド州(ブリスベン)が、5月2日から新型コロナ対策の規制を、一部緩和する方針を発表。

  • 自宅から50km以内のドライブが可能
  • ピクニックなどの軽いお出かけはOK
  • 必需品以外のショッピングが可能

多少の緩和とは言え、比較的外に出やすくなったので、現地滞在中の方は参考に。

 

2020年3月22日(日)、「non-essential service」は閉鎖という発表があり、それ以来、映画館などのエンターテイメント施設はもちろん、レストランやカフェなどもすべて閉まっている状況です。

【封鎖している施設】

  • パブ、クラブ(併設の酒屋を除く)、ホテル(宿泊施設を除く)
  • ジム、屋内スポーツ施設
  • 映画館、娯楽施設、カジノ、ナイトクラブ
  • レストラン及びカフェ(持ち帰りと宅配は除く)
  • 宗教的な集会及び礼拝場及び葬儀場
  • 遊園地、博物館、美術館、図書館

 

オープンしているお店はスーパーマーケットや薬局、銀行やガソリンスタンドなど、家での自粛生活で生き延びるのに本当に必要なサービスのみで、基本的に自宅待機が義務となっています。

今は多くのオフィスワーカーは在宅勤務となっており、サービス業などの職種に関しては休業、または失業した労働者もいますが、オーストラリア国籍の人や永住権保持者は国から給付金が出るので、それでなんとか生計を維持しているそうです。

 

新型コロナウイルスの経済対策(給付金等)

オーストラリア政府は新型コロナウイルスの経済対策として、国内総生産(GDP)の9.7%に相当する総額1,890億豪ドル(約12兆円)が投入され、主な支援内容は以下の通りです。

  • 低所得者や年金受給者に750豪ドル(約50000円)の給付金
  • 失業手当や育児手当などの特別給付受給者に対して今後6ヵ月間、隔週で550豪ドル(約37000円)を給付
  • 社会保障給付対象者などに750豪ドルを給付
  • 最大1万豪ドルを上限に確定拠出型年金への早期アクセスを提供
  • 年間売上高5,000万豪ドル未満かつ従業員を雇用している中小企業およびNPOに対して、2万~10万豪ドルを給付
  • 中小企業の新規借り入れへの50%の政府保証

 

オーストラリアは2019年の末から数ヶ月に渡って山火事が起こり、その経済的損失は日本円で約3400億円と言われている中、今度は大雨による洪水、そして今回の感染症と続き、ダメージは計り知れないものだと言われています。

それでも政府は国民の生活を守る為に、最低限のお金を給付したり、生活の足しになれるような政策を次々に決定して実行に移しています。

 

新型コロナによる生活への影響

A completely empty grocery store shelf where toilet paper is supposed to be

引用:ABC NEWS

オーストラリア国内でロックダウンが発表された当初、スーパーで「買いだめ客」が目立つようになり、日本と同じようにトイレットペーパーが簡単に手に入らなくなりました。

 

しかもそれ以来、食料品を含めた様々な商品の品揃えが悪くなり、

  • トイレットペーパー
  • ティッシュ
  • 牛乳
  • パスタ
  • ハンドソープ

最近は、どこのスーパーに行っても物が買えないということは減りましたが、今後また感染拡大してしまうと次はもっと困難な状況になると示唆されています。

 

またオーストラリアのスーパーでは、商品の品薄状態を防ぐ為に下記のような対策を行っており、

  1. お年寄りや障害者だけが買い物できる時間帯を設け、月曜から金曜の朝7〜8時は、65歳以上の高齢者と障害者のみがスーパーを利用することが可能に。
  2. 人々が大量に買い溜めしている商品には、一人当たり2つまでなどの「購入制限が」設けられ、パスタや米などの食料品、トイレットペーパー等が対象。

均等に国民に物資が行き渡るように徹底して行っています。

 

後は、普段絶対に付けないマスクを現地の人が日常で付けるようになったのも、オーストラリアでは大きく変化した文化の一つかもしれません。

coronavirus toll australia

引用:THE NEW DAILY

他にも、お住まいの州から他州へ移動する際に様々な移動制限が設けられ、州境を超えた場合には、到着後14日間の自己隔離が必要となります。

※現在一部の地域では数日連続で感染者が発生しておらず、州境間封鎖解除の可能性が検討されている。

 

新型コロナによる留学・ワーホリへの影響

 

4月21日、南オーストラリア州(SA)政府から、学生ビザで修学中の学生へ、留学生サポートパッケージが発表され、現在南オーストラリア州に居住している留学生(語学学校、専門学校、大学・大学院の学生が対象)に対してのサポートを行っています。

【申請方法は下記を参照】

StudyAdelaide International Student Support Package

 

実はオーストラリア国内の学校は通常通りやっているところが多く、そのほとんどがオンラインでの授業に切り替えて勉強をしています。(※地域や学校による)

なので留学やワーホリなどで渡航された方の中には、自宅で授業を受けながら生活している日本人もいますが、そのような方はほんの一部です。

 

ほとんどの留学生やワーホリ組は、一時的またはこれを機に日本に帰国しています。

それがなぜかと言うと、語学学校や大学に通う為の学費に関しては、渡航前に貯金して既に支払っていたり、ある程度親の支援などがあって通うことはできるでしょう。

しかし現地での生活費に関しては、バイト等をして生計を立てる人が多く、今回の新型コロナによって仕事が激減またはクビになり、収入が途絶えて帰国せざるを得なくなった人がたくさんいるのです。

 

Australia in Lockdown for at Least 6-Months

引用:Sydney News & Life

一般的に多くの日本人は、現地のカフェやレストランなどのサービス業で働いて収入を得るのですが、店舗の売り上げがガタ落ちしているだけでなく、休業を余儀なくされている店舗もたくさんあります。

そのせいもあって職を失ったり、現地では外国人ということもあって優先的にシフトに入れない等、正直生活するだけでも精一杯という状況。

しかもどこの企業も同じような状況なので、他の働き先を探すにも新たに見つけることは限りなく不可能に近い。。

 

なので現在オーストラリアに滞在中の方でも、仕方なく帰国せざるを得ない人はもっと増えるでしょうし、このタイミングでの渡航は自分で自分の首を締めにいくようなもの。

だから先ほど上記で述べたように、今まで通り現地で普通に生活すること自体難しいので、最低でも秋以降または来年の渡航をオススメしているんですね。

 

これからオーストラリアに渡航する予定がある方へ

 

僕の知り合いで、今の時期にオーストラリアに留学に行ってた方、またはワーホリに行ってた人いますが、ほぼ全員今は日本に帰国している状況です。

やはり皆揃えて言うのが、「仕事が無くて現地で生活することができなくなった」とか「日本にいた方が安心」という声が多く、このタイミングでの海外滞在はかなり危険だと言う意見が圧倒的でした。

 

確かに滞在中の方からすれば、「ビザの期限がまだ残っているから勿体ない」とか「そのうち終息するから大丈夫でしょ」と思うかもしれません。

または近いうちにオーストラリアに渡航する予定があった方は、「せっかく準備したのに」「楽しみにしてたから何としてでも行く!」そのような方もいるでしょう。

 

でも正直、このような世界規模での緊急時には日本にいた方が安全だと思います。

そもそもこのパンデミックがいつ終わるのか、いつになったら平常時に戻るのか誰にも分からないし、例え一旦終息してもまた流行する可能性もある訳で、その都度行き来するのはお金も労力もかかります。

 

しかもオーストラリアに滞在していたとしても、留学とかワーホリの人に対する国からの保証なんて無いし、急遽学校に通えなくなる、仕事が無くなると言うのが今実際に起きてることなんです。

なので本当に残念な話なのですが、この先数年の渡航は諦めるか、完全に落ち着くのを待つ、このどちらかしかないと思います。

 

もちろん早い段階で終息して経済が復活し、世の中が元通りに戻ればそのタイミングで渡航を考えればいい。

でも誰もこの先の未来は予測できないので、僕自身の意見としては今日本にいる方は日本で時期を待った方がいいです。

 

もちろんその辺は自己責任なので”絶対”とは言いませんが、今僕達にできるのは新型コロナが早く終わる事を願いつつ、いつでも渡航できるように準備をしておくしかないのが現状なんですね。

今後もしばらくは我慢が続くと思いますが、諦めずに今できる事をやって、この問題をみんなで乗り越えていきましょう。

 

では今回は以上になります。読んで頂きありがとうございました。

 

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※この記事は当サイト専属ライターであり、カナダ在住の佳美さんに書いて頂きました。   新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るっていますが、皆さんもご存知の通りアメリカ・イタリア等の国が特にひ […]

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