前回の記事から「ニュージーランドワーホリの渡航前にやるべきこと」というテーマで解説させて頂いており、今回はその第二弾ということで「ワーホリ渡航前にやっておくべき役所手続き編」をお話しできればと思っています。

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役所手続きは少し複雑で面倒ですが、やらないと損する事の方が多いので、最低限のことは必ず理解しておかないといけません。

ワーホリに行かれる方は絶対に一読して頂き、プランを立てる際の参考にしてもらえたらと思います。

 

ワーホリ出発前に役所手続きをすべき人・しなくていい人とは?

 

オースティン君

まず役所手続きには5つの項目があることを理解しよう♪

・住民票
・国民健康保険
・年金
・住民税
・マイナンバー

それぞれ申請の仕方も特徴も違い、その際には「海外転出届け」という物を提出しなければいけないんだ。

ちゃんと把握しておかないと後で無駄にお金を払う事になるので気をつけてね!

 

セイラちゃん

ええっ!!?そうなんだ。。

だとしたらどういった人が「海外転出届け」を提出すればいいんですか??

 

オースティン君

まず申請をする前に、海外にどれぐらいの期間滞在するのかを大体でいいので決めておこう!

目安として1年以上海外に滞在する場合は海外転出届を提出した方が得で、3ヶ月以内の滞在に関しては特に申請する必要はないよ!

なので短期の留学やホームステイなら住民票はそのままにしておいて、ワーホリや就労ビザなどの1年以上日本を離れるなら海外転出届けを出しておいた方が絶対にオススメ!

その理由を下記で説明していくよ♪

 

セイラちゃん
何か難しい言葉とかが出てきてめんどくさそうだけど、私は損したくないからちゃんと学びまーすw

 

ワーホリ出発前の役所手続きを始めるタイミング&損しないお得な情報

 

オースティン君

まずは目安として、いつ頃から役所手続きを始めたらいいのかというタイミングと、その際に損しないお得な情報をシェアしていくよ!

ただし、先ほど「1年以上海外に滞在するなら海外転出届けを出して住民票を外した方が良い」って言ったんだけど、これはあくまで任意であることは覚えておいてね。

海外にどれぐらい滞在するかは人それぞれだし、1年以上海外にいると分かっているけど、いざという時の為に年金や健康保険は残しておきたい人はそのままにしておいてOK。

毎月のお金さえしっかり払っていれば特に問題はないから、気になる人は残しておいた方が良いかもね♪

 

役所手続きを始める目安&お得情報

  1. 海外転出届けは渡航日から数えて14日前~出発前日までに申請を済ませること!
  2. 住民税は毎年1月1日の時点で日本にいる者のみに請求されるので、年度中の12月31日までに渡航した方が得!
  3. 年金は任意なので払い続けてもいいし、一時的に払わないカラ期間として申請することも可能!

 

セイラちゃん

これらの情報は知っておかないと絶対に損する話だね!

手続きを始めるタイミングはもちろん、税金がかかる仕組みや時期をしっかり把握しておかないと、海外に滞在しているのに普通に徴収されちゃうから、日本と海外の送金とかで手間とお金だけがかかってしまいそう。。

みんなも気をつけよう!

 

海外転出届けを提出(住民票を抜く)メリット・デメリット

 

オースティン君

海外転出届けを提出することでどんな変化があるのかと言うと、

・日本居住者ではなくなる(1年以上の海外滞在者のみ)
・国民健康保険の資格喪失
・マイナンバーの番号が失効
・住民税を徴収されなくなる(年度中12月31日までに渡航した者のみ)

日本で普通に生活している人からしたら様々な税金を払う必要がなくなり、一見するとお得なような気もするけど、また日本に帰国した場合はこれらの手続きを再度しなければいけないから、結構手間がかかって大変なんだよね。

では下記で、海外転出届けを提出するメリットやデメリットを解説していくよ!

 

住民票について

住民票のイラスト

まず海外転出届けを提出するという事は、「日本に住民票がない状態=日本に住居を構えていない者」という事になります。

なので簡単な話、年金や健康保険、住民税などの日本在住者ならではの権限が無くなると言うこと。

 

例えば、海外で病気になったとして日本に帰ってから病院に通いたいと思っても、健康保険料を納めていないので全額自己負担になります。

もし日本で保険の制度を使いたいのであれば、再度市役所等で手続きをして一時的に住民票を戻す必要があり、その手間を考えると非常にめんどくさいですよね。

 

なので「どのぐらいの期間海外に滞在するかをしっかり決めたうえで判断する」ことが何よりも大切です。

例:3ヶ月以上 / 住民票残した方が得

例:1年以上 / 住民票抜いた方が得

 

また海外転出届けを提出された方にはすごく大事な話があるのですが、

提出した時にもらえる『転出証明書』は、日本帰国後の転入手続きに必ず必要なので、絶対に無くさないように大切に保管するようにしてください。

 

国民健康保険について

保険証のイラスト

上記の住民票のところでも説明しましたが、海外転出届を提出した時点で健康保険も無効になります。

「え!それって本当に大丈夫?」と思われる方がいますが、この件は全て個人の判断に任せる形になっています。

 

基本的に健康保険は「日本で治療した際の料金から保険料」を計算するので、日本で治療を受けた人にしかこの制度を受けることができません。

また「じゃあ国民健康保険だけは加入しておこう」と考える人もいますが、健康保険に加入する時点で国民年金も住民税も同時に払う事になるので注意が必要です。

 

これらの理由から拠点を海外メインで考えるのであれば、健康保険に加入するメリットは無く、海外滞在中は「ワーキングホリデー保険」などに加入された方が圧倒的にお得になるのでオススメです。

 

オススメの海外旅行保険



AIG損保のワーキングホリデー保険

 

年金について

厚生年金手帳のイラスト(オレンジ)

海外滞在中の年金に関しては一時的に加入から外れるのも、任意で継続するのもどちらでも可能です。

もし一時的に年金を払わないことを選ばれる方は「カラ期間」と言われるものになり、その支払われていない期間分の年金を減額して老後に支給する形になっています。

 

例えば一般的に65歳で年金を受け取る際に最低加入期間が25年となっていますから、海外滞在歴が長くて15年しか納めてなかったとしましょう。

その場合は65歳からの支給は最低加入期間に足りていないので不可となっているのですが、カラ期間として申請されている方は単純に15年分の年金を65歳から支給されます。

 

ただし当たり前ですが、年金の納めた額が少ない分支給される金額も少ないので、貯金などの資産形成はしっかりやっておきましょう。

 

年金に関しては人それぞれ考え方も違いますし、海外滞在中でも加入している人もいれば、将来もらえるか不安だから払わないといった方も多いので、あくまで任意として理解して頂けたらと思います。

 

※住民税について

課税証明書のイラスト

今回の話で最も重要なポイントが住民税に関することです。

 

住民税に関しては、「○月○日に渡航するのか?」が非常に重要な要素であり、毎年1月1日の時点で日本に居住地がある者に対して、前年の収入により金額が決まる形になっています。

なので簡単な話、今年度中に渡航する人と来年以降に出発する人とでは、住民税の額に大きな違いがあるので気をつけましょう。

 

【Aさん】
・2020年12月31日までに日本を出国
・2020年度中の所得から計算された住民税を、2021年5月(半期分)として納める必要がある

【Aさん】が納める住民税…半期分のみ

・2021年1月1日以降に日本を出国
・2020年度中の所得から計算された住民税を、2021年12月(全期分)として納める必要がある

【Bさん】が納める住民税…全期分

 

このような計算から、渡航するタイミングによって住民税を納める額が半額か全額かで理解しておくと分かりやすいと思います。

 

ワーホリを考えてる方は、絶対と言ってもいいぐらい今年度中に出発した方が得です。

無駄に税金を払わなくて良くなるので、少しでも支払う金額を抑えたい方は準備を始めた年度中に渡航することをオススメします。

 

ただし市区町村によってはワーホリは単なる旅行だとみなし、その期間は住民税を徴収する地域もあるみたいなので、最寄りの役所に必ず問い合わせるようにしてください。

 

※マイナンバーについて

 

オースティン君

最後に補足でマイナンバーに関しては、海外転出届けを提出した時点で番号も失効します。

ただし注意点があって、役所で失効の手続きをした後そのカードを個々で大切に保管する事になっているのですが、海外に持参される方は細心の注意を払って管理するようにしてください。

無くしてしまうと個人情報が世界中に漏れる形になってしまう為、不安な方は実家に預けておくことをオススメします。

またワーホリで渡航される国によっては、銀行口座開設や国民ナンバー登録の時に、マイナンバーのコピーが必要な場合があるので、日本にいる間に何枚かコピーを取って、それも誰にも見られないように大切に保管しておきましょう。

 

まとめ

 

では今回の話を簡単にまとめると、

  1. 滞在期間によって住民票を残すべきかをちゃんと吟味する
  2. 海外転出届けを提出する事によるメリット・デメリットを把握しておく
  3. 渡航日を明確にし、税金に関する仕組みを理解したうえで準備を始める

こういった結論に至りました。

 

役所手続きは複雑で色々な条件があるので、面倒なのは分かりますが、ちゃんと理解しておかないと損する事の方が多いです。

僕自身もワーホリで渡航した時には、1年で帰国する予定は無かったので予め海外転出届けを提出しましたが、結果的に一度も日本に帰国する事なく約3年ほど海外に滞在していました。

 

海外生活が始まると何が起きるか本当に分からないので、明確な日本に帰国する予定が無い限り、住民票は外しておいた方が安全だと思います。

ご自身で将来のことも含めてしっかり吟味し、損しないベストな選択をするようにしましょう。

 

読んで頂きありがとうございました。

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