ワーキングホリデーに行くことを考え始めたら、まず最初に「どこの国に渡航するのか?」を決めなければなりません。
2019年の段階で日本と協定を結んでいる国が23ヶ国もあり、対象になる国が年々増えている傾向にあります。
ではその数ある中から何を基準に、どうやって選べば良いのでしょうか?
過去に2ヶ国(オーストラリア&ニュージーランド)のワーホリに行った経験のある僕だから知ってる、オススメの国や、正しい選び方について解説していきたいと思います。
【2019年】ワーキングホリデー対象国まとめ
まず知っておいてほしいことの一つに、ワーキングホリデーに行ける国というのは、日本と協定を結んでいる限られた国にしか渡航することができません。
ではどんな国が対象になっているのでしょうか。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- イギリス
- フランス
- ドイツ
- アイルランド
- デンマーク
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- スペイン
- スロべキア
- オーストリア
- ハンガリー
- チェコ
- アルゼンチン
- チリ
- アイスランド
- リトアニア
- 香港
- 台湾
- 韓国

ワーキングホリデー対象国(渡航都市)の正しい決め方
- 渡航目的を決める
- 費用を決める
- 学びたい言語を決める
- 現地での仕事を決める
- ビザの取得しやすさ
渡航目的を決める
まず最初に必ず確認してほしいことは、「なぜその国に渡航したいのか?」です。
ワーホリの対象国は現在23ヶ国もあることから、習得する言語も仕事の種類も、現地での日本人の需要も全てが異なります。
そしてそれぞれの国に特徴があるからこそ、「何を学びたいのか?」によって選び方も目的も変わってくるのです。
例えば英語を学びたいなら、
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- イギリス
が王道になってくるでしょう。
またその国独自の文化や仕事に活かせそうなことを学びたいのであれば、ドイツやフランス、ノルウェーやリトアニアなんかも教育やIT先進国なので学ぶことが多いと思います。
とにかく最初に絶対に決めてほしいことは、『その国で何を学び、何を経験したいのか?』で判断し、渡航する理由を自分自身で再確認することから始めるのがいいでしょう。
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費用を決める
次に挙げるのが、渡航に関する費用や現地の物価などワーホリ全体にかかってくる費用に関してです。
まずワーホリで大きく関わってくる費用で言うと、
- ビザの申請料
- 航空券
- 現地の物価(食費)
- 語学学校代
などの費用を日本にいる間に貯めておく必要があります。
もちろん現地ですぐに仕事ができるなら必要最低限の貯蓄で大丈夫ですが、所得の高い職に就くには、日本で培ったスキルやコミュニケーション能力が必須になってきます。
なので多くの日本人は、現地で語学学校に通いながらその国の言語を学びつつ、日本人が経営しているレストランなどの企業で働くのが一般的な流れです。
そういった意味で考えるなら、やはりオーストラリアやカナダ、イギリスやドイツなどの有名な国の方が現地に住んでる日本人も多く、すぐに仕事を始めやすいので予算が決めやすいと言う特徴があります。

学びたい言語を決める
その国の言語に関しては、ワーホリで渡航するうえで最も重要な要素になります。
なぜならどの言語を学びたいかで国の選び方も変わってくるし、日本に帰国後のことも考えたキャリアプランが立てやすいからです。
英語圏
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- イギリス
※ヨーロッパ圏なら現地語+英語習得可
このように英語圏であれば選択肢も多く、ヨーロッパならその国の公用語と英語の両方を学べるメリットもあるのでオススメ!
また世界三大言語のスペイン語やアジア圏の言語も、帰国後の仕事なども考えて英語以外の言語を習得しておくと、将来のキャリアアップにきっと役立つでしょう。
それぐらいどの国の言語を学ぶかで自分の将来にも関係してくることから、しっかり吟味して自分が最も興味のある言語で渡航都市を決めるようにしてください。
現地での仕事を決める
ワーホリは最低でもその国で1年間生活するのですから、現地での仕事は生活費を稼ぐうえでとても大切なことです。
しかし多くの日本人にとって大きな壁になるのが、この仕事を探すことでもあります。
まず「現地で需要のあるスキル」と「現地語でのコミュニケーション能力」が無いと、まともな仕事に就くことができません。
例えば日本で会社員をやってきた人が、その国で料理人になれる訳がないですよね。
当たり前ですが料理人としてやってきた経験値や実力が何よりも求められます。
また、日本語と英語しか喋れないのにチリやアルゼンチンに行っても、需要が少ないので意味がありません。
もしくは日本語しか喋れない人が、日本人が一人もいない地域に住んでも、雇ってくれる可能性はないでしょう。
このように自分の現在のスキルと言語力で、その国や都市にどれだけ貢献できるのかは、住む都市を決めるうえでとても大切なことです。
なので特別な理由が無い限りは日本人が多そうな国、もしくはその国の中でも都心部に住めば、仕事で困ることはないでしょう。
とにかく渡航する前の段階で「現地で何をしてお金を稼ぐのか?」をしっかり決めておき、日本にいる間にスキルと言語を習得したうえで渡航するようにすれば失敗が少なくて済むのでオススメです!
ビザの取得しやすさ
ワーホリはどこの国でも、申請さえすれば全員が渡航できるという訳ではありません。
国によって様々な規定があり、その条件をクリアできた者じゃないとビザを取得することができないのです。
いくつか例を挙げてみると、
- オーストラリア / 比較的自由度が高い
- ニュージーランド / 健康診断提出必須
- カナダ / 先着順
- イギリス / 抽選
- アイルランド / 定員400名
- フランス / フランス語での書類提出
このようにそれぞれの国に色々な条件があり、ある意味運任せの国もあるので注意が必要です。
また国によっては、英語+現地語が使えることを推薦しているところもあるので、英語圏以外の国に済む場合は英語以外の言語も習得しなければいけないことからハードルが高い。
外国人として僕達がその国に住む以上は、一にも二にもビザを取得していないと意味がないので、行きたい国のビザの条件に関しては選ぶ前に必ずチェックするようにしましょう。
日本人にオススメのワーホリ対象国まとめ
では最後に、上記の理由から分かった日本人にオススメの国TOP5をまとめます。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- イギリス
- ドイツ
このような順番になりました。
なぜこのような国を選んだかと言うと、
- 英語が通じやすい国
- 日本人が仕事を得やすい国
- 現地に住む日本人が多い国
ワーホリという短期間のビザとは言え、現地に1年近く滞在することになるのですから、日本と同じように仕事してお金を稼ぐ必要があります。
それには日本人との交流は欠かせなく、本当に困った時に情報を提供してもらったり、海外の都心部には日本人コミュニティが必ずあるので、いざという時の救世主にもなり得る訳です。
もちろん海外移住の経験や海外生活に慣れている人であれば、正直どこの国に住んでも普通にやっていけると思いますが、初めてのワーホリなら日本人が多い国や都市に住んでいた方が安心だと思います。
渡航した最初の頃は都心部に住みながら言語習得に励み、と同時に仕事をして環境に馴染むことから始める。
そして慣れてきたら、自分が住みたい地域に移動すれば、いきなりハードルの高い地域に住むより圧倒的に楽です。
なので一般的な答えになりましたが、上記で挙げたような5つの国に一度住んでみて、その後英語圏以外の国に移り住むことをオススメします。
ぜひ参考にして頂いて、素敵なワーホリライフを過ごしてほしいと思います。
読んで頂きありがとうございました。