オーストラリアにワーホリに行こうと思った際に、多くの方は自分が好きなタイミング、都合の良い時期に渡航されるのではないでしょうか。
もちろん人によって様々な事情があるので仕方がないことでもありますが、実は渡航して「得する時期」と「損する時期」というものがあるのです。
そこで今回は、オーストラリアワーホリで損しない為に、知っておいて頂きたいオススメの時期や、行ってはいけない時期について解説していきたいと思います。
この時期だけは避けたい!オーストラリアワーホリの損する渡航時期とは?

イベント&祝日が重なる時期
日本で年間を通して様々なイベントがあるのと一緒で、オーストラリアにも”繁忙期”と”長期休暇に入る時期”、そして”渡航費が高くなる時期”というものがあります。
ではオーストラリアのイベントの時期と、観光客などで忙しくなる繁忙期について理解しておきましょう。
- 12月~1月の年末年始(クリスマス)
- 1月下旬~2月下旬(中国の旧正月)
- 3月~4月下旬(イースター)
- 5月(日本のゴールデンウィーク)
- 8月(日本のお盆)
基本的にこの時期に渡航するのは止めておいた方がいいです。
これらの時期は航空券が高いだけでなく、観光客も一気に増えるのでかなり混雑してしまう期間になります。
特に「年末年始」と「イースター」の時期は、オーストラリア現地の人が長期休暇を取るのに最適な時期でもあるので、個人はもちろん会社自体が休みになる場合もあります。
その結果、語学学校やホームステイ先なども旅行に出かけてしまって、受け入れ先が一気に減ってしまうことから、その期間に渡航しても様々なことが制限されてしまうのです。
なので最低限のポイントとして、『クリスマス〜年末』と『イースター』のシーズン辺りには渡航してはいけない!と覚えておきましょう。
5~8月のオフシーズンの期間
オーストラリアワーホリの醍醐味と言えば、やり方次第でかなり稼ぐことができるファームでの仕事。
ただし、オーストラリアも日本と同じで寒い季節があり、地域によっては日本の冬と同じように氷点下まで達するところもあります。
その時期がだいたい4~8月ぐらいで、ファームも閑散期であることから、ファーム仕事の求人も一気に激減してしまうのです。
なのでオーストラリアが冬の時期に渡航するのは非常に勿体無いし、ワーホリは限られた期間内に計画的に行動することが何よりも大事。
セカンドビザ取得(2年目も滞在できるビザ)の為には、渡航後なるべく早い段階でファームでの仕事を体験しておいた方が良く、少しでも間が空くとその分色々なチャンスを失ってしまいます。
少しでも多く稼ぎたいとか、なるべく早く仕事を得たいという方は、この時期の渡航は改めた方がいいでしょう。
※1~2月に渡航を考えている人は住民税のルールを理解しておこう
※住民税はワーホリで渡航される方にも非常に関係してくる話なので、しっかり把握しておいてください。
日本に住んでいる社会人の方であれば、その地域で定められた住民税を毎年支払っていると思います。
ただし会社に勤めていると、会社の給料から勝手に天引きされているので、細かい金額やルールに関して知らない人が結構多いんですよね。
では住民税に関して簡単に解説すると、
- 毎年1月1日の時点で日本に住んでいる者に対して住民税が課される
- 12月31日までに渡航すれば来年の住民税を支払う義務が無くなる
- 1~2月に渡航する方は、渡航した後も残りの3~12月までの住民税を支払わなければならない
例えばその年の12月に会社を退職して、その後ワーホリに行く予定があるとしましょう。
しかし「年末はゆっくりしたいから来年の1月以降に渡航しよう」と考える方は、この判断が後に問題になってきます。
毎年1月1日時点で日本に住所がある方には、その年の1年間分の住民税を支払わなければいけない義務が生じてしまうのです。
その後日本を離れたとしても、その年の残りの期間である2~12月までの住民税を納めらなければいけなくなるということ。
住民税は、前年の収入で今年納める金額が決められているので、会社員ぐらいの年収がある人であれば、最低でも年間20万円ぐらいは払っていることになります。
それを日本に住んでないのに支払わないといけないというのは、非常に勿体無いことですよね。
なので渡航する予定があるなら「ワーホリ行こう!」と決めた年の、年内に渡航することが理想的だと言えるのです。
無駄に税金を払うよりも、その分をオーストラリア現地で使った方が絶対に得なので、”どのタイミングで渡航するか?”をよく考えて計画的に行動するようにしましょう。
【絶対損したくない方へ】最も得するオーストラリアワーホリ渡航時期を解説!

9~12月&1~3月頃のオンシーズン期間
オーストラリアでは毎年、だいたい9月から2月頃が繁忙期で市場が最も活発な時期です。
日本と気候が逆なので年末年始が夏になり、オーストラリアらしさを一番堪能できることから、観光客も増え、求人も一気に増えてくる時期になります。
なので渡航後すぐに仕事を探したいとか、ファームで働いて稼ぎたい、セカンドビザ(2年目のワーホリビザ)の条件をなるべく早くクリアしておきたいという方には最もオススメの時期。
また1~3月頃に渡航しても、まだまだファームの求人が残っている時期なので、その辺りに渡航するのもいいでしょう。
都心部のサービス業の求人に関しては一年中あります。
その年の12月31日までに渡航しよう
これは先ほど上記でも述べたとおり、余計に住民税を支払いたくない方は、次の年度に入る前に渡航した方が圧倒的にお得です。
「渡航しよう!」と思ってから実際に渡航するまでに、ある程度の期間が必要なことから、理想は1年前、最低でも6ヶ月前までには様々な手続きを始めたいところ。
そのように考えると、なるべく早めに決めて行動し、年度中に渡航できるように計画しなければなりません。
実際に僕が「ワーホリに行く!」と決めてから約1年後ぐらいに渡航したのですが、それだけの期間があれば気持ちに余裕もあるし、下調べも色々できて良かったと実感しています。
英語に関しても、ある程度習得できる期間を絶対設けた方がいいので、渡航する1年前ぐらいから行動するようにしましょう。
※語学学校に通う予定のある方は6~7月がオススメ
日本人のワーキングホリデー渡航者が最も多いのが4月だと言われていて、3月に学校や仕事の節目を終えてから渡航する人が増える傾向にあります。
しかしその時期に語学学校に入るとどの学校も日本人で溢れていて、日本人の友達を作る為ならいいですが、英語を学ぶ目的であればそれが大きな壁になってしまいます。
英語をしっかり習得するには、日本語を聞かない・喋らないことが大切で、語学学校にいる間はなるべく日本語で会話をしないようにしなければなりません。
それを避ける為にも、日本人が語学学校に通う時期を避けて渡航することをオススメします。
日本人であれば、だいたい3ヶ月ほど語学学校に通う人が多いので、4月に渡航してきて7月に卒業といった流れが一般的です。
なので6~7月頃に渡航してきて、日本人がちょうどいなくなってくる時期に入学といった流れであれば、英語環境を作るのにベストな時期だと言えるでしょう。
【結論】オーストラリアワーホリの最適な渡航時期は9~11月末まで
このようにオーストラリアの事情や気候の問題、コストなどに関して比較してみましたが、オススメの渡航時期がついに判明しました!
『9~11月末まで』です!!
ポイントとしては以下の通り、
- オンシーズンに切り替わるタイミングなので何かと好都合
- 夏に向けて求人が一気に増えてくる時期
- ファームの仕事も増えるのでセカンドビザ取得に最適
- 語学学校に在学している日本人が比較的少ない
- 来年の住民税を納める必要がない
もちろん仕事や学校の状況などで、必ずしもこの時期に行ける訳ではないと思いますが、なるべくこの時期に合わせて計画を立てることをオススメします!
個人的にも再度オーストラリアに渡航するなら、なるべく早い段階でファームに行って、セカンドビザ申請の条件を取得すると思います。
なぜならファームの仕事は不安定で、場所によっては急にクビになったり、仕事が無くて働けないとかは結構普通のこと。
そうなると条件を満たす為だけで1年間が終わってしまう可能性もあるので、早めに動いておいた方が後が楽なんですよね。
実際に僕が知ってる日本人に、ファームで働こうと思って仕事を探し回ったけど時期が悪くて見つからず、結局都心部の求人を求めて交通費だけを消費することに。
挙げ句の果てには、ファームに行こうと思った時には残りの期間が少なくなってしまい、セカンドビザ申請の条件を満たせなくて帰国してしまった人がいました。
それだけ渡航する時期やタイミングは、その後の計画に大きく影響してくることなので、現地の事情をよく理解しておいた方がいいのです。
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では今回は以上になります。Bye!!