僕は過去にオーストラリアとニュージーランドにワーホリに行った経験があり、その準備段階で毎回悩みがありました。
それは『持ち物』に関してです。
正直何を持っていけばいいのか分からないし、現地でどういう物が手に入るのか分からないですよね。
僕も渡航前に散々悩んで必要ない物までたくさん持っていき、結局現地で捨てた経験もあるので、渡航前にある程度基礎的なことは理解しておきたいところ。。
そこで今回は実際に体験したからこそ分かる、現地に持っていくべき商品を厳選し、「これさえばあれば大丈夫!」といった物だけを紹介します。
【ワーホリの基礎】必要最低限の物は現地で手に入ります
誰しもが渡航直前になると、
「〇〇は持っていった方がいいのかな?」
「現地で〇〇が手に入らなかったらどうしよう?」
なんてことを気にされると思いますが、結論として、
生活に必要な最低限の物は現地で揃えることができます!!
僕自身も渡航前に散々悩んで趣味の釣竿とか、プレステとかも持っていったのですが、正直邪魔な荷物にしかなりませんでした。
というより現地で普通に売ってますし、お金さえ払えば全て解決できます。
例えば女性ならメイク道具などの美容に関する用品、洋服や下着、日用品、電化製品など、品質の違いが多少あってもどこでも手に入れることは可能なんですね。
ただし日本と大きく違う部分としては、海外の安い商品のクオリティがめちゃくちゃ低いので、ある程度知名度のある物だったり、そこそこ高い商品に絞って選ぶことが失敗しないコツです。
海外では物の価値がそのまま品質に影響するので、例えば靴下やタオルでも値段によって物が全く違います。
安い靴下はすぐ穴が空くし、タオルも何回か洗っただけで繊維がほつれるぐらい超低品質なので購入しないようにしましょう。
とにかく、「ある程度高い商品だけを買う」と覚えておいてくださいね。
【必須】最悪これさえあれば何とかなる持ち物リスト10選

- パスポート
- ビザ
- 航空券
- 海外留学保険
- クレジットカード
- 現金
- SIMフリースマホ
- 変換プラグ
- 旅行バッグ
- パソコン
①パスポート
まあパスポートに関しては言わなくても分かりますよね。
海外旅行にしろ、留学、ワーホリ、海外就職全てに関して日本以外に住む場合は命の次に大事なもの。
ついでに「パスポートのコピーを4~5枚」用意しておくと、現地に着いてからの様々な手続きの際に一緒に申請することがよくあるので、日本にいる間に用意しておくと便利です。
超大事な物なので絶対に忘れないようにしましょう。
②ビザ
外国人として海外に一定期間以上滞在する場合はビザが必須です。
僕達が海外旅行とか行っても特にビザを申請する必要がないのは、日本のパスポートの信頼度が世界でもトップレベルだから、ノービザでも各国が受け入れてくれてるのを知ってましたか。
日本以外の国の人が海外旅行とかに行く場合、毎回ビザを申請しないと渡航できない国もあることは覚えておきましょう。
ついでに「ビザのコピーを数枚&データ(PDF)」としてスマホなどで保管しておけば、何かしらの手続きや申請で必要な場面もあるので、用意しておくと何かと便利ですよ♪
③航空券
一昔前は航空券がチケットだったのでついつい忘れがちだったのですが、今はオンラインで管理できるので、スマホさえ持っていけば忘れることはないでしょう。
またワーホリのビザだと「行き」と「帰りの航空券」を持っていないと、現地空港の入国手続きで帰国日をしつこく聞かれる可能性もあるので、一応準備しておいた方が安心です。
もちろん無くても大丈夫な場合もありますが、気になる方は予約しておくと証明になるのでオススメ。
④海外留学保険
海外に長期滞在する場合に、以外に皆重視していないのが海外留学保険(海外旅行保険)です。
「たった1年だから…」と油断して渡航したものの、何かしらの原因で病気を発症したり、事故でケガをした場合に、保険に入ってなかったが為に多額の治療費を請求された等の話はよく聞きます。
そんな時に日本で保険に入っておけば、病院や病気の症状によっては無料で、しかも英語が苦手な人には直接電話で対応してくれるサービスも付いています。
自分には関係無いなんてことはないし、生きていればいつどこで何が起きるか分かりません。
だからこそ念の為に入っておいて損はしないので、日本にいる間に加入しておくことをオススメします!
⑤クレジットカード
海外生活においてクレジットカードは無くてはいけない物の一つです。
現地到着後に高い物(サービス)を購入・契約する場合、働いてなければお金を用意できないし、日本から送金済みだとしてもまだ銀行に入金されていない。
こういった状況の時の支払い手段としてカードを使うことになります。
代表的な支払い場面で言うと、
- 到着後の滞在先(ホテル等)
- 到着後の毎日の食費
- 語学学校への入学
- 帰りの航空券の購入
- 車の購入
- 趣味や遊び
もちろんすでに現地で仕事をしていてしばらく期間が経ってるなら、銀行口座開設の時に作ったデビットカードで、ある程度の支払いが済むので問題ありません。
そうでない場合は、クレジットカードがあると色々な場面で利用できて便利なので、持参するようにしましょう。

⑥現金
現金に関しては、海外送金の手数料を大幅に抑えたお得なサービスがあるので、基本的に「5~10万円程度」所持しておけば問題ありません。
海外送金したい人をマッチングさせるサービス【TransferWise】
仮に大きなお金が必要な場合は、日本から持参してきたクレジットカードで支払えばOK。
むしろ現金を持って飛行機に乗ること自体金額に制限があるので、多額の現金を所持する必要性がありません。
⑦SIMフリースマホ
まず前提として、現地到着後すぐにスマホを購入する予定の方は持参しなくていいでしょう。
現地にも日本と同じように、キャリアによってスマホの料金やデータ使用量などで細かく分かれているので、好みに合った物を契約・購入することはできます。
ただし日本で購入したSIMフリーのスマホを持っていくと、現地に着いてからスマホを購入する手間が無いうえに、スーパーなどで売ってるSIMを入れ替えて設定するだけなので超簡単。
予算に余裕のある方や、元々SIMフリーを使っていた人は持っていった方が絶対お得ですよ♪
日本のキャリアと契約している方はSIMロック解除必須
⑧変換プラグ
変換プラグは、日本で使用していた電化製品をそのまま海外にも持参する場合に必須です。
国によってコンセント差込口の形状が違うのと、使用できる電圧もかなり違うので、渡航前に使用する製品の表示を確認しておきましょう。
- カナダ/A型・110~120V
- オーストラリア/O型・240V
- ニュージーランド/O型・230~240V
日本の製品でも100~240Vと表示されていればOK
もし間違って日本の電圧でしか使えない電化製品を使用した場合、最悪ショートして火災の原因にもなります。
そうならない為にも、渡航前にその国で使えない製品を持っていかないで、必要な物に関しては現地で買うようにしましょう。
⑨旅行バッグ
旅行バッグとはいわゆる「スーツケース」や「バックパック」のことを言います。
僕自身は、スーツケースが楽だろうと思って持っていったのですが、結果的に言うと「バックパック」の方がオススメです。
滞在する国や地域によって坂が多かったり、あの大きな荷物を常に引っ張って歩くのは結構しんどかった思い出があります。
ワーホリはシェアハウスを定期的に移動したり、住む地域を点々とする人もいて、その時の荷物の移動にかなりの手間がかかることからスーツケースは邪魔なんですね。
バックパック一つあれば収納できる量は少ないですが、その分背中に背負ってどんな道や状況でも気軽に移動できるのは大きなメリット。
僕が次にワーホリに行くとしたら絶対バックパックを持っていくと思うので、もし気になる方は参考にされてみてくださいね。
バックパックの容量は最低でも75Lは必要
⑩パソコン
「スマホさえあればパソコンなんていらない」と言う方もいますが、僕は絶対持っていった方が良いと思っています。
なぜ必要かと言うと、
- 長時間の動画視聴や学習に使える
- たくさんのデータを保存できる
- パソコン一つあれば仕事することも可能
例えば自宅で英語を学習する際に、今はYoutubeやオンライン英会話などを使って勉強している人も増えていますよね。
そのような場合に、小さい画面でも出来なくはないですが、正直見辛いし疲れます。
そして、そのような学習に使ったデータの保管や撮り溜めた写真や動画の保存、音楽などを管理しやすいのも大きなメリット。
しかも今ならワーホリ滞在中でも、パソコン一つあれば仕事を請け負うこともできるし、自分でブログやユーチューバーとして発信することも出来ますよね。
その際にも、やはりパソコンがあったほうが何かと便利で、スマホには出来ない様々な使い方ができるのが、個人的にオススメしたい理由です。
まとめ
今回はワーホリに最低限必要な持ち物を紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
個人的にはこれら10個さえ持っていけば、後は現地で購入することもできるし、特に困ることは少ないのではないかと思います。
むしろ余計に色々入れすぎて重い荷物を持っていく方がリスクが高いし、その手間と労力をかけるなら、後はお金で解決するのが一番!と言うのが僕の意見です。
もちろんここに洋服や、女性ならメイク道具なども必要だとは思いますが、それらを持っていったとしてもそのうち使い終わってしまうので、結果的にまた購入することになるんですよね。
なのでどうせ後で購入するんだから、とりあえず必要な物だけ持っていって、身軽な状態で渡航した方が結果的に自分が楽だと思います。
ぜひ今回の記事を参考にして頂いて、より身軽な状態でワーホリを楽しんでもらえたら嬉しいです。
ではまた次回の記事でお会いしましょう!Bye!!