日本人の英語学習を邪魔するカタカナ英語(和製英語)の問題点

外国人と話したことがある方なら一度は経験すること、それは会話の途中で「〇〇って日本語?英語?」などの言葉のチョイスに悩んでしまう問題。

要は出てきた単語が日本語特有の英語なのか、純粋な英語なのかが分からなくなるという話です。

 

いわゆるカタカナ英語(和製英語)が原因で、日本語風の発音で言いやすいように英語を変化させていることから、日本人同士にしか通じない造語として私達の文化に浸透しています。

しかしそれこそが、僕たち日本人が外国人と話す際の大きな問題になっていることをご存知ですか。

 

通じると思い言ってみたら、全く違う言葉で通じなかったという経験は一度だけではありません。

そこで今回はよく間違えがちな和製英語と、僕が実際に試してきた和製英語を気にせずできる英語上達法について、皆さんとシェアできればと思います。

 

日本人がよく間違えがちな和製英語

 

オースティン君
まずは和製英語の何が問題なのかを分かりやすくする為に、よく使う単語だけど英語だと全く違うものになる言葉を紹介したいと思います!外国人と会話したいと思っている方は絶対に知っておこう♪

 

  • ビニール袋 … Plastic Bag
  • バイキング … Buffet Restaurant
  • チャック … Zipper
  • マンション … Apartment
  • フロント … Reception
  • ナイーブ … Sensitive
  • シール … Sticker
  • ホッチキス … Stapler
  • クーラー … Air conditioner
  • ガソリンスタンド … Gas Station
  • トイレ … Bathroom / Restroom
  • アルバイト … Part time job
  • コック … Chef
  • サラリーマン … Office worker
  • パーカー … Hoodie
  • スキンシップ … Physical contact
  • コンセント … Socket
  • ノートパソコン … Laptop
  • 段ボール … Cardboard
  • リュックサック … Backpack

 

このように、言ったらキリないぐらいあります。

しかも日本語には、アメリカ英語とイギリス英語を混ぜたカタカナもあり、同じ意味合いでも全く違う言葉になってしまっているので、余計にタチが悪い。

 

今だに僕自身も英語で会話をしていると、「これ和製英語じゃないよね?」と思う時があり、そのせいで会話の途中に変な間が空くし、この一瞬の余計な思考が英語の上達にも大きな影響を与えているのです。

 

ではどうやったら和製英語を使うことなく、スムーズな会話を心がけることができるのでしょうか?

 

和製英語なんて気にしない!簡単英語学習法

 

英語の授業をする外国人の先生のイラスト

まず多くの日本人の方が知らない正しい英語学習法とは、”生活や日々の体験の中から感覚的に言葉を習得すること”です。

これだけでは分かりにくいと思うので、例を上げましょう。

 

ある日、家で何か作業をしている時に「ハサミ」が必要になったので「ハサミ」を探しに行きました。

この時に日本語しか喋れない人と、英語も喋れる人とでは脳内で浮かび上がる言語が全く異なります。

 

・日本語のみの思考 … 「ハサミ」どこだっけ。。

・日本語+英語思考 … 「ハサミ」どこだっけ。。+「Where is a Scissor..」

 

すごく分かりやすくするために「ハサミを探す時の独り言」に絞って例を上げましたが、思考は一緒でも全く違う言葉で考えていることが分かりますよね。

 

英語ができる人は瞬時に脳内で2つの言語で物事を理解し、会話する相手や環境によって日本語と英語をうまく使い分けています。

しかしそんな彼らも、ただ単に机に向かって勉強してきただけでその感覚を掴んできたのではなく、学んだ言葉を使って体験することで身体で感覚的に会話を習得してきています。

 

何が言いたいかというと、

英語だけでなく言語というものは、この体験無くして習得はできないということです。

 

海外に住んでみると分かりますが、普段見ているテレビや雑誌、外に出ればスーパーやレストランまで全てがその国の言語で表記されているので、嫌でも体験の中で英語を覚えることになります。

 

例えばキュウリを食べたくてスーパーの野菜コーナーに行き、見た目が「キュウリ」の野菜が置いてあるとします。

そこには「Cucumber」と表記されています。

 

これであなたは覚えることができましたよね。

目とその場の環境と文字で、「キュウリ=Cucumber」なんだと。

 

このような英語の学習法を「英語は英語で覚えろ」と言われていますが、まさにその通りで、視覚+聴覚+嗅覚+触覚など全ての感覚を使って言語を学べば誰でも習得することができるのです。

もちろんわざわざ海外に住まなくても、英語で考え、英語を聞き、英語を話す環境さえ作ることができれば、日本に住みながらでも習得することはできるので安心してください。

 

しかしその学習法を邪魔するのがカタカナ英語(和製英語)であり、日常会話に普通に浸透していることから、余計に日本人の頭を悩ませる原因になっています。

 

とにかくコツとしては余計なことを考えずに日本語で考えて→英語ではなく、

英語→英語という構図を脳内に作り上げるまで何度も訓練することが、英語を習得するのに最もベストな方法になります。

 

僕が実際に体験したオススメ英語学習法に関しては下記の記事にまとめてあるので、ぜひ読まれてみてください。

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英語習得の近道は英語を使うのに慣れること

 

では今回の記事を最後にまとめます。

①英語は日々の体験の中から英語で学ぶこと

②英語で考える・英語を聞く・英語を話す時間を設けること

 

この2つさえ日々意識して学習に取り組めば、自ずと英語への理解度が深まるはずです。

もちろんちょっと勉強したぐらいでの習得は難しく、コツコツと積み重ねてきた結果、早い人だと数ヶ月後~数年の間に上達を感じる程度なので、楽しみながら継続するのが何よりも大切なこと。

 

ある程度の基礎的な単語や文法をインプットしたら、とにかく英語を話す、英語で会話しないことには確実な会話力は身につきません。

要は実際に外国人や英語が喋れる人と話す機会を、自分で作り出すということです。

 

今は色々なネットでできる英会話ツールや、外国人の友達を作るアプリなどがたくさんあるので、そういった物を活用してとにかく喋ることだけに集中してみてください。

 

 

英語を習得する第一歩はまず体験し、慣れることです。

ぜひこの部分を意識して頂いて、正しい英語の習得にチャレンジしてもらえたらと思います。

 

読んで頂きありがとうございました。

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