「海外移住に憧れる!」という理由だけでは大抵失敗してしまう理由

最近は若い人を中心に、日本の将来に不安を抱いている方やフリーランスなどの多様な働き方によって、昔よりも海外移住に関して積極的な人が増えてきているそうですね。

 

僕個人的には、日本人こそ海外移住すべきだと思っている派なので、どんどん挑戦してもらいたいと思っていますが、かと言って全ての日本人に勧められる訳ではありません。

当たり前の話で、海外には海外の良いところがあり、逆に悪い部分もあります。

 

それを無理矢理、「日本が住みづらいから海外へ行くべき!」と勝手な判断で言えないのも事実なので、行動する前に必ずリスクの部分に関しても理解しておいてほしいところ。

 

そこで今回は、ニュージーランドとオーストラリアに約3年間住んだ経験のある僕だから言える、海外移住への具体的なプランや気をつけてほしいことを解説していきたいと思います。

 

【悲報】憧れだけで海外移住すると失敗する理由

 

僕自身の海外に住んだ経験や、長い間現地に滞在している日本人を見ていて気づいたことがあります。

それは『憧れだけで海外生活に挑むと大抵失敗する』と言うことです。

 

まず現地に住む多くの日本人はいくつかのパターンに分けられます。

  • 現地の人と結婚したから海外に住んでいる人
  • 駐在として日本から派遣されてきた人
  • 現地でビジネスを始めている人
  • フリーランスとして場所関係なく働ける人
  • 現地就職をゲットできた人(主に専門スキル保持者)
  • ワーホリや留学で訪れている人(特にスキル無し)

 

大まかに分けると、このような形で滞在している方がほとんどだと思います。

しかしこのように表記したのには理由があり、上から順番に下に行くほど収入が少なく、苦しい生活を虐げられている現実があるということ。

 

要は滞在している理由や条件によって、仕事=収入に大きな差が出てしまうのです。

もちろんこれら対象の方全員ではないので、あくまで参考程度に理解しておいてください。

 

海外で需要のある仕事=収入が高い=憧れの海外移住をゲット

おそらく多くの方は「海外に住みたい」と思った時に、自分が興味がある国や憧れの国を重視して住む国を選択するのではないでしょうか。

綺麗な街並みや、雄大な自然、生活しやすい環境など色々な理由があって選ぶとは思いますが、現実問題それらの理由だけで生きていくことはできません。

 

当たり前ですが、日本と一緒でそれなりの高い収入を得れるようになって初めて、憧れの海外生活が手に入ります。

 

これは専門的なスキルや知識を要する職業=高所得の職種に就かなければならないと言うこと。

その為にも渡航前の段階で、「海外で何の仕事をして、現地でどんな職種に需要があるのか」を予め調べておかなければなりません。

 

要は、現地で収入の高い専門職に就く為の計画を立てておく必要があるということ。

 

例えばご自身の職業を活かして海外で働くなら、どれぐらいの英語力が必要なのか、そしてビザや資格はどうなっているのか。

または現地で違う職業に就こうと思っている場合、海外に渡航するまでに資格を取得したり、日本にいる間に実際に働いて経験値を積んでおく必要があるでしょう。

 

そうなると「海外に住もう!」と考え始めてから数ヶ月~半年程度で渡航して、すぐに現地で活躍できるでしょうか。

最低でも渡航する1年~3年前ぐらいから計画的に行動し始めなければなりません。

 

そのぐらい長いスパンで「現地でどのようにして収入を得るのか」を調べて決めておく。

そしてそれに沿って真剣に取り組んでいく努力と根性が何よりも重要なのです。

 

僕が現地で実際に見てきた日本人の多くが職種によって明らかな収入の違いがあり、いくら長期間海外に滞在していても所得が少なくて、日本に帰れる航空券代も払えないと言う人をたくさん見てきました。

基本的に専門職以外の職種は所得が少ない

 

大事なことなのでもう一度まとめますね。

  1. 憧れの海外生活を得る為には一にも二にも収入(仕事=専門スキル必須)
  2. 現地で通じる言語レベル・選ぼうとしている職業の需要(収入,資格)を予め調べておくこと
  3. スキルや経験値が必要な場合は数年前から計画&行動しておくこと

これら3つの基準を元に、常に現地生活を想定しながら将来の目標に沿って計画的に行動するようにしてください。

 

安易な計画性の無い行動や、海外生活に対する甘い考えを持ってしまうのが一番の失敗要因なので、中途半端な気持ちでの判断はしないようにしましょう。

 

【失敗しないコツ①】観光ビザを使ったプチ移住

 

まず海外移住へ本格的に動き出す前に、自分の仕事環境の整理をすることから始めましょう。

個人的にオススメなのはいわゆるノマドと言われるもので、場所関係なくどこでも、そしていつでも仕事ができる環境を自分で構築することです。

 

例えば、日本ではやっと最近になって普及し始めてきたフリーランスなどの働き方は、元々海外の文化から来たもので、海外のカフェなどに行くとたくさんの外国人がパソコンで作業をしている姿を見かけます。

 

今後もフリーランスなどの個人事業や業務委託としての働き方が更に増えていくと言われていて、日本でも会社に出勤せずに働くことが当たり前になっていくでしょう。

Edelman Intelligence © 2017 100 101.3 103.8 108.1 100 100.6 101.9 102.5 2014 2015 2016 2017 Freelancers US Workforce 17 In...

引用:Slide Share

こうなってくると日本だけを住環境にしなくても、ネット環境さえあればどこの国でも仕事をすることができ、住みたい国を転々としながら生活することも可能になる。

 

なのでもし、「海外に住んでみたい」とか「海外生活を体験したい」と思うなら、いきなり会社を辞めて海外移住をするのではなく、現在の仕事を続けながら観光ビザなどで短期滞在することをオススメします。

 

日本のパスポートさえ持っていれば、大体どこの国でも最長3ヶ月までは滞在できるので、Airbnbを使ってプチ海外生活を体験しつつ、パソコンで仕事をして収入も確保する。

この環境さえ作り出せれば、日本と海外を行き来しながら両方で生活することも可能になりますよね。

 

もちろん現在の仕事が会社に出勤しなければいけない場合でも、「いつか海外に住みたい」と思うなら、在宅で仕事をさせてくれる仕事を探すか自分で作り出せば良いだけです。

職歴をうまく活用して【クラウドワークス】などで仕事を受注してお金を稼ぐこともできるし、自分でWebサービスを作って個人事業としてビジネスを始めることも可能。

 

 

これをやるかどうかは本当に自分次第なので、とにかく全てを捨てて海外に行くことだけは勿体無いし、リスクでしかないので気をつけましょう。

その為にも観光ビザを使ってプチ移住体験をしておけば、海外の現実を知るきっかけになったり、自分が海外生活に向いているかどうかも判断できるのでオススメ♪

 

【失敗しないコツ②】留学やワーホリ制度の活用

 

先ほどの観光ビザの場合はお試し移住体験の位置付けになりますが、留学やワーホリに関しては一度仕事を辞めてキャリアアップなどに役立たせるのを目的にすることが大切です。

 

例えば留学に関しては学校に通うことを目的としたビザなので、多少の就労が認められているとは言え、仕事できる時間に限りがあります。

なので、日本の仕事を継続しながら留学するのはほぼ無理に等しく、収入を得たいなら短時間の就労を認めてくれる仕事を探すのが一般的です。

 

またワーホリに関しては、自由で何でもやっていいビザなので、仕事してもいいし学校に通ってもいいと言う究極のビザになります。

もちろん日本の仕事を請け負いつつ仕事することも不可能ではないですが、せっかく何でもOKなビザを保有して海外に訪れてきているので、海外でしか体験できないことに時間を使った方が絶対いいです。

 

現地のカフェで外国人と一緒に働いたり、日本での経験を活かして美容師や保育士などを体験するのも学べることがたくさんあります。

またファームなどで働くのも仕事自体は大変ですが、そこに集まる色々な国籍の人と話し、長期間に渡って生活を共にするのは人生における貴重な体験にもなります。

 

なので留学やワーホリを使って海外移住を体験したい人は、その経験を活かして今後の人生にどう活かすかがポイントになってきます。

僕の知り合いでも日本では全く違う仕事をしていたのに、海外で看護師になることを決めた人、日本語教師になった人など、海外生活で出会った職種を人生設計に活かすことができた人を何人も知っています。

 

新しい自分を発見する為や将来のキャリア戦略の一つに、留学やワーホリの制度をうまく活用するのも面白い方法だと言えるでしょう。

関連記事

20〇〇年に〇〇国のワーホリに行きたいと思っている方、ちょっと待った! 「自分が住む国の仕事やお金事情はちゃんと調べましたか?」   実際問題、日本人が海外に住んだところで、誰もが必ず稼げる […]

 

海外移住は焦らずに長期スパンで計画するのがコツ

 

今回は、安易な覚悟での海外移住のリスクに関してでしたが、いかがだったでしょうか?

でもよくよく考えてみると今回紹介した内容は当たり前の話で、海外での生活とは言え、日本と同じように仕事をしてお金を稼がないといけない訳ですから、ギリギリの生活では意味がありませんよね。

 

いきなり何の計画も無く日本で培ったものを全て捨てて挑戦するのではなく、なるべくリスクの少ない方法で少しずつ進めていけばいいのです。

もちろん挑戦することに年齢なんて関係ないし、思いたった時が吉日ですが、最低でも数年前から計画的に転職したり副業を始めて、その間に現地の情報収集やスキルの習得に全力を尽くしてください。

 

焦れば焦るほど、

スキルも無い+資格も無い+経験値もない+英語も喋れない=所得が低い(稼げる職種に就けない)

ことになってしまい、憧れの海外生活からかなり遠くなってしまうので注意しましょう。

 

ぜひ参考にして頂いて素敵な海外生活を手に入れられるように挑戦してみてくださいね。

読んで頂きありがとうございました。

関連記事

僕の周りも含め、海外に住んでいた時によく聞いた言葉、 「日本はオワコン」 「日本脱出した方が良いかも」 「日本の将来がマジでヤバイ」 こんな話を若い子から大人の方まで、たくさんの人が述べられています。 […]

この記事が気に入ったらフォローしよう♪
広告