皆さんはニュージーランドのワーホリを考える際に、「全部でいくらぐらいかかるんだろう?」と思ったことはありませんか。
もしくは「お金がなかなか貯まらなくて渡航できない」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。
正直人によってお金のかけ方も目的も違うので、全ての方に言える話ではないですが、ある程度の目安として一応用意しておいてほしい金額は計算できます。
今回はそんな悩みを解決すべく、総額で大体いくらぐらい必要なのか?を経験者である僕の見解としてお話しできればと思います。
【結論】ニュージーランドワーホリは最低25万円あればOKです
ニュージーランドのワーホリを考えている人は、とりあえず25万円貯めることを目標にしましょう。
正直これだけあれば一応はなんとかなります。
なぜそう言えるかというと、僕達自身がその金額だけで渡航してきたからです。
貯金が全く無かった訳ではなくて、全体の流れを把握したら「それだけで足りる!」と思えたのと、「余分なことを徹底的に排除した」ということが一番大きかったかもしれません。
もちろんこの金額は渡航までに本当に必要な最低限の金額で、ここにプラスαで「滞在費」や「エージェント代」、そして「渡航後にかかる費用」が足されていくと思っておいてください。
当たり前の話で、お金に余裕があった方が選択肢が増えるし、生活の余裕も全く違うものになるのであって損はしません。
あくまで「貯金したいけど貯まらない」という方に向けた意見なので、貯めれる人はガッツリ貯めてから渡航するようにしましょう。
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ニュージーランドワーホリ出発前に必要な費用を徹底解説!

ニュージーランドワーホリ出発前にかかる費用の内訳
・パスポート / 16,000円(10年)
・ビザ / 約30,000円以内
・海外WH保険 / 約100,000円以内
・航空券 / 約50,000円
・お小遣い / 0円~
※滞在資金 / 4,200NZドル以上
※エージェント代 / 0円~
【NZWH費用①】パスポート
まずパスポートに関して、普段から海外旅行などによく行く人であれば、すでに持っているはずなので0円で済みますよね。
ただし残り期限が少ない場合は、ビザの申請自体できないので注意しましょう。
NZ入国時に最低15ヶ月以上残ってればOK
- 5年パスポート / 11,000円
- 10年パスポート / 16,000円
【NZWH費用②】ビザ
ビザの申請に必要な費用は以下の通りです。
- ビザ申請料 / 0円(NZ国内の申請は有料)
- 環境税 / 35NZドル(2019年7月より)
- 滞在資金(下記⑥を参照)
- 健康診断 / 30,000円以内
ビザの申請自体は無料になっていますが、環境税を徴収することが2019年7月より始まりました。
後は申請時に滞在資金の確認と、申請後に指定医で胸部レントゲンと健康診断を受けることになっているので、予約をして指定された期日内に受診するようにしましょう。
これらの費用は病院により異なるので、高く見積もっても「3万円以内」で受けることができます。
ビザに関する情報は予告なしに常に変更しているので詳しくは【移民局】に確認してください
【NZWH費用③】海外WH保険
ニュージーランド教育省の規定により、ニュージーランド国内で就学する際には必ず保険に加入する必要があります。
語学学校に通う場合も含め、海外生活ではどんなことが起きるか予測できない為、いざという時のことも考えて渡航前に必ず「海外留学保険」に加入しておきましょう。
予算は「約10万円以内」です。
プランによって5~25万円程の差があります
オススメのワーホリ保険
【NZWH費用④】航空券
今はLCCを利用できるようになったことで、航空券にかける費用がかなり抑えられるようになりました。
しかもキャンペーンなどを使って期間をある程度絞ることができれば、片道2~3万程度で渡航することも可能です。
もちろんその条件で渡航できる人はかなり限られると思うので、最低でも「片道5万円」、往復で「10万円程度」用意しておけば十分だと思います。
往復航空券を用意しておくとビザ申請時や入国で役立つ!
格安の海外航空券検索サイト
【NZWH費用⑤】お小遣い
お小遣いに関してアドバイスをするなら、”無くてもいいしあってもいい”ぐらいで十分です。
なぜなら日本から生活に必要な物は持ってきているはずだし、現地に着いてからは色々な申請や手続き、家と仕事探しで忙しいのでお金を使ってる時間がありません。
しかも最初の頃は、語学学校と並行しながらアルバイト感覚で仕事をすることになると思いますが、ニュージーランドは日本よりも時給が高いので、短時間の仕事を週5とかやればそこそこの金額を稼ぐことはできます。
なので、基本的に日本から持ってくるお金は生活に必要な最低金額だけで、足りない分は現地で仕事して稼げば◎
結論、0円でもOKです!!
※【NZWH費用】滞在に必要な資金
滞在資金に関してはビザ申請時と、現地の入国手続きの際に証明を求められることが稀にあります。
ただしこれは完全に人に左右されるので、確認されないケースも多く、絶対に用意しなければいけないという訳ではありません。
かと言って、もし求められて証明できなかった場合は、ビザの申請が出来ない、もしくはビザは取れても入国できない可能性もあるので、一応用意しておいた方が良いとしか言えないです。
ルールとしては以下の通り、
- 滞在生活費として最低4,200NZドル以上を所持
- 日本への往復航空券、もしくは帰国に必要な資金約1,000NZドル程度
トータル5,200NZドル=約38万円(2019年7月のレート)を用意しておく必要があります。
※【NZWH費用】エージェント代
エージェントに関しては、僕達自身がエージェントみたいな事業をやっているので複雑な心境なんですが、正直頼らなくても自分一人で何とかなります。
特に一般的なエージェントがサポートする範囲は、自分でコツコツ調べながらでも全て済ませることは可能です。
後は、エージェントの料金設定がとにかく高過ぎますよね。
人によっては1年間で100~200万円支払う人もいて、かなりブラックなことをやっている業者も確かに存在します。
僕が思うエージェントの正しい選び方としては、自分で出来る範囲を選ばせてくれて、しかもその分の金額を抑えられるよう柔軟に対応してくれる業者が理想だと思います。
基本的にどこの業者も、サポートする範囲がパック料金になっているので、その全ての業務を行わないと採算が取れないようになっています。
しかしワーホリ経験者である僕から言わせて頂くと、お客様自身でできそうな業務はやってあげる必要がなく、その分を英語に関することに時間を割いてあげれば全て解決できると思うんです。
要は日本人にとって一にも二にも、その国の言語力を習得できていないことが一番の問題なんですね。
ニュージーランドワーホリ渡航前費用の総額は?
では最後にまとめになりますが、ニュージーランドワーホリ出発前に必要な費用の総額は、
約65万円!!!
この金額は滞在費込みで計算されていますが、実はビザの申請時と無事入国さえできてしまえば、後に滞在費を確認されることはありません。
なので必ずしもこの金額が必要という訳ではなく、あくまで目安として理解して頂けたらと思います。
後ポイントになってくるのがエージェントにお金をかけるかで、総額にかなりの違いが出てきます。
エージェントを完全に否定するつもりは無いですが、正直なくても何とかなると言うのがワーホリの特徴でもある。
実際に僕達が渡航した時もエージェントは利用してないですし、全部ネットで調べながら作業を進めた結果、無事渡航することができました。
もちろんエージェントにお願いした方がそういった苦労が軽減され、楽に進めることができるでしょう。
では今回も読んで頂きありがとうございました。