「外国人と友達になりたい!」「仲良くなりたい!」でもどうしたらいいんだろう。。こんなことを思ったことはありませんか?

 

正直、外国人と仲良くなって一緒に遊ぶようになるのはかなり難しいです。

海外に行けば友達ができるなんて、そんな簡単な話じゃないのは断言します。

 

しかしポイントをしっかり抑えておき、何よりも「自分勝手な目的を理由にしない」ことを意識すれば素敵な人と友達になれるでしょう。

外国人と知り合いたいという前に確認しておいてほしい、友達の作り方や注意点を解説します。

 

原因は日本人にある!?外国人の友達と仲良くなる3つの方法

 

 

オースティン君

まず始めに絶対知っておいて頂きたい事実があり、外国人と友達になれない原因のほとんどが日本人である私達に理由があります。

もちろん元々の文化的なところも違うので、価値観を共有すること自体が難しいのですが、多くの場合日本人の変な勘違いや勝手な対応により、外国人側から離れていくケースが多いです。

そのような前提を踏まえて自分の考え方や対応を確認して頂けたらと思います。

 

【外国人から嫌われる理由①】知ったかぶり(分かってるフリ)

外国人と言葉が通じない女性のイラスト(英会話)

「知ったかぶり」に関しては、僕自身も何度も経験したことがあるからこそ、一番最初に伝えたかったことです。

 

例えば、たまたま行ったお店の隣の席に外国人がいたとしてあなたが話しかけるとしましょう。

 

自:「Where are you from?」

外:「I’m from Greece」

自:「Oh ok…」(どこそこ!?)

自:「…」(次何て言おう…)

外:「…」

 

これの何が問題か分かりますか?自ら話しかけて会話をしようとしたところまでは素晴らしいです。

でも問題はその後、国名を聞いても聞いたことない単語だったのでよく分からず、しかも次に繋げる言葉もなくてそのままスルーしてしまっていますよね。

 

もう一つ例を挙げてみましょう。

 

あなたがパーティーに招待されて会場に到着後、外国人の方から話しかけてきました。

 

外:「Wo$%&#?@ drink?」

自:「…yes」

外:「We have %&$#@/ 」

自:「…yes」(聞き取れねえ)

外:「no no what do %&$#@/# drink?」

自:「…yes」(分かんねえ)

 

 

これは海外旅行中のショッピングなどでよくあるシーンであり、誰もが一度は体験をしたことがあるのではないでしょうか。

でも実は、これこそが一番やってはいけないことであり、外国人から遠ざけられる一番の理由なんです。

 

例えばあなたがお店の店員だとして、外国人のお客様に飲み物の注文を聞ききたいのに、何言っても「ハイ」しか返事が返ってこなかったらどう思いますか?

おそらくほとんどの人が「ちゃんと伝わってる??」と思いませんか?

 

元々日本の教育は「失敗は悪いこと」だと教えられてきているので、分からない時に「分からない」とはっきり伝えることができないという特徴があります。

しかも勝手に「間違った英語を使ってはいけない」と思い込んでいるが為に、完璧な答えを知っている状態じゃないと発言できず、分からないから適当に答える、もしくは知ったかぶりをしてしまう。

これでは友達になれるような信頼関係を築くことができません。

 

じゃあどうしたらいいかと言うと、分からない時は素直に「分からない」、もしくは「今なんて言ったの?」と聞き直せばいいだけなんです。

最終的に分からなかったら「ごめん、ちょっと理解できません」でいいんです。

 

その方が相手も理解してもらえるし、それに対して何にも思いません。

なぜなら日本人と会話する時点で英語が喋れる前提で話してこないし、表情や喋り口調を見ればその人が英語を喋れるか喋れないかなんて簡単に分かります。

 

あくまで会話は伝えたいことを伝える為のツールであり、伝わらない時はジェスチャーや紙に書くなどの別の方法で伝えればいい。

分からない時ははっきりと、「分からない」と言えばいいんです。

 

一番良くないのは、よく分かっていないのに中途半端な返事をし、分かってるフリをされる方が相手が傷つくだけなので気をつけましょう。

 

【外国人から嫌われる理由②】友達を作る目的が英語の勉強

「Why?」と肩をすくめる白人女性のイラスト

外国人の友達を作りたい理由に、「英語を喋れるようになりたいから」という方が一部いますがそれは絶対にダメです。

もちろん外国人の友達ができれば結果的に英語は上達すると思いますが、友達関係に勉強を求めるなんて言語道断。

 

逆の立場から考えて、もし外国人が日本語が喋れるという理由だけで「友達になってほしい」と歩み寄ってきたらどう思いますか?

あまりいい気はしないですよね。

 

あくまで友達とは、人間性に興味があったりその人に魅力を感じるから友達になる訳であって、お互いの信頼の元に関係性が成り立っていないと友達とは言えません。

 

実際に僕の友達の外国人から聞いた話で、過去に「英語の勉強したいから友達になって!」と言ってきた日本人がいたらしく、その彼に対してはものすごく怒ったと言ってました。

それぐらい失礼な言動に値するので、あくまで友達関係と言語習得は分けて考えるようにしましょう。

 

友達を作りながらお互いに言語習得を目的にするなら、「Language Exchange」を活用するのがオススメの方法なので、興味のある方は下記の記事を参考にされてみてください。

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【外国人から嫌われる理由③】異なる価値観(文化)を受け入れられない

白人女性の表情のイラスト「悩んだ顔」

海外に住んだり、外国人と触れ合うと必然的に文化や価値観の違いを肌で感じるようになります。

 

例えば外国人の多くは楽観的だし、真面目に働かないし、口は悪いし、自己中な人がほとんどです。

でもそれは違う視点で見れば、日本人の方が「真面目すぎ」「働き過ぎ」「周りに合わせ過ぎ」という側面で捉えることもでき、どっちの意見が正しいとか間違ってるといった認識自体がおかしいと気づけるはず。

 

でも稀に、日本の当たり前や価値観をそのまま他国に持っていく方や、外国人に対して日本人の常識を強要する人がいます。

ただそれは、日本に住む日本人にとっては当たり前かもしれないですが、日本の価値観なんて世界においてはちっぽけな存在でしかないことは私達は知っておく必要があると思います。

 

特に海外は色々な国籍の人と共存して生活しているからこそ、何が正しくて、何が間違ってるかなんて考え自体が存在しません。

彼らは人それぞれ考え方や価値観が違って当たり前だと思ってるし、お互いを尊重したうえでの交流を大切にする文化です。

 

逆を言えばお互いに意思疎通のできない人とは一切交流を持たないし、嫌いな人とは口も利きません。

でもそんなシンプルな人間関係が成り立っているからこそ、余計なストレスもなく生活ができ、それが心の豊かさに繋がってるんだと思います。

 

もちろん異なる文化を受け入れるのは決して楽ではなく、相手のことを理解するまでに時間を要するのですが、大きく自分を成長させるにはとても大切なことです。

でも外国人の友達を作りたいと思ってる方は、相手の文化や考え方に納得がいかない事があっても、それはそれでまずは受け入れてみる。

それでも理解できないのであれば、ちゃんと自分の考えを伝えて思いを共有するようにしましょう。

 

とにかく人間関係を築くうえで、基本は相手を変えようとするのではなく、まずは自分が変わって相手に合わせてみること。

これこそがコミュニーケーションの基礎でもあり、人種関係なく信頼を構築するうえでは何よりも大切なことです。

 

ぜひ自分の意見を押し付けずに相手に共感することから始めてみてくださいね。

 

まとめ

 

日本という国は他国に比べて封鎖的で、異文化をあまり受け入れない期間が長かった国です。

 

しかし時代が変わってきて、外国人を見ない日はないぐらい移住者や観光客が増え、今後の日本は確実にグローバル社会になり、外国人と共存していくことが望まれる時代が必ず訪れます。

過去の価値観は過去で終わらせ、新しい時代と共に常識や人間関係なども変わってくるからこそ、今までとはまた違った視点で時代を作り上げていく必要があるでしょう。

 

その為にも、まずは共感する心を持つこと。

そして想いを伝えるツールとして、最低限の会話力を習得しておく必要があると思います。

 

日本語オンリーよりも多少の英語ぐらい喋れた方が、友達関係を築いていくうえで必要なスキルにもなるので、今のうちから勉強しておくことをオススメします。

英語に関する記事は下記のリンクを参考にして頂いて、自分に合った方法で楽しく学ぶようにしましょう。

 

読んで頂きありがとうございました。

 

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